音楽療法の現場で使う楽器のご紹介をします♪
私が行う高齢者領域の音楽療法セッションでは、
毎回さまざまな楽器を使用しています。
対象者の目的や目標によって、使う楽器の種類や使い方が変わるので、
柔軟に対応しています。
太鼓系楽器

まずは太鼓系の楽器です
右上:オーシャンドラム
(中に粒々が入っていて波の音を表現します)
右下:パーランクー
(子どもたちが学校で使うこともある楽器です)
左上:ロリポップドラム
(飴のような見た目が特徴です)
左下:サウンドシェイプ
(プラスチックの皮が張っています)
どれも重いものはなく、力の弱い方でも持ちやすいです♪
また曲に合わせてももちろん使いますが、
セッションの最初に、参加者のその日の調子を伺い、
太鼓を叩いて答えていただく場面でも活躍します♪
振るとなる鈴系楽器

上:鳴子(高知のよさこいでお馴染み)
左端:チャフチャス
(動物の蹄で出来ていて軽くカラカラと鳴ります)
真ん中:アゴゴウッド
(左と右で音の高低差があります、やや重いです)
真ん中のピンク:カシシ
(木で出来た入れ物に小石や木の実が入っています)
下段:鈴
右端:クラベス
(上手に鳴らすのがなかなか難しいです)
フルーツ・ベジタブルシェイカー

フルーツ&ベジタブルシェイカーです。
こちらも振ると音がなる楽器です。
見た目が楽しいので、
果物や野菜の名前当てゲームにも使えます。
さらに、持っても軽いため、
楽器という抵抗感がなく、
気軽に音楽を楽しむことができます♪
リストベル

続いてはリストベルです。
手首にはめて使ったり、輪っかにして握ったり
さまざまな使い方が可能です
私が持っているのは5色展開で、
見た目も鮮やかで、軽く優しい音色が特徴です。
こちらも、楽器という抵抗が少なく
健康体操でも使うことができます♪
メロディベル

メロディベルです♪
あれ?ハンドベルじゃない?と思われるでしょうが、
本当のハンドベルというのはフルセット数百万円という😳
すごーく高価なもので、
素手で触ると錆びてしまう、
というとても繊細なものです。
そして、音によって大きさが違い、
大きいものはとても重いらしいです。
一方、私の持っているメロディベルは
演奏方法が2WAYです。左のように
ボタンを押すようにしても鳴ります。

そしてもちろん、左のように振っても鳴ります。
軽くて、正確な音程で鳴りますよ♪
セッションでは、色分けをした歌詞幕を作り
メロディ奏を行っています。
少し練習をすると1曲完成するので、
達成感を得ることにつながります。
続きはパート2で!
まだまだご紹介したい楽器がありますので、続きはパート2でご紹介したいと思います♪
コメント