【音楽療法セッション記録】音で役割を持って参加する|放課後等デイサービス

20260117 季節のプログラム

2026年1月17日、放課後等デイサービスの音楽療法セッションを行いました。
この日は高校生・中学生を中心に、小学生も含めた
10名でのスタートとなりました(途中、体調不良で1名が早退)。


はじめに:安心して声を出せる場づくり

セッションの冒頭では、名前を確認しながら
「今日の調子」を👍(best)✌️(better)✋(So-so)で表してもらい、
あわせて好きな食べ物を一つ教えてもらいました。

焼きそば、カツカレー、そばめし、カップヌードル、いちご……
一人ひとりの答えから、その子らしさが自然と見えてきます。
こうした何気ないやりとりが、
安心して活動に入るための大切な土台になります。

体を動かし、音に集中するウォームアップ

BPM120程度の音楽に合わせて、軽く体を動かすところからスタート。
立って参加できる子、座ったままの子、
横になって様子を見る子と、参加の仕方はさまざまです。

「同じ動きをしなくてもいい」「その場にいるだけでもOK」
という雰囲気を大切にしながら、
少しずつ音に意識を向けていきました。

ボディパーカッション:年齢差を超えてひとつのリズムに

次はボディパーカッション。

手拍子から始め、表拍・裏拍、足踏み、
手と足を組み合わせたリズムへと段階的に進めていきます。
アレンジのアイデアは参加者からも出してもらい、
「やらされる」ではなく「一緒につくる」時間になりました。

想像以上にスムーズに進み、
難しいパターンにも自然と挑戦する姿が見られたのが印象的でした。

楽器活動:役割をもって参加する合奏

後半は楽器活動へ。

希望を聞きながら、

  • シェイカー・鈴
  • 太鼓
  • バス太鼓
  • ミュージックベル
    と役割を分担しました。

リズム隊(表拍・裏拍)を先に安定させてから、
メロディを重ねる形で合奏に挑戦。
最初はうまく噛み合わない場面もありましたが、2回目には全体がしっかりと揃い、
「聖者の行進」をゆっくりと合奏することができました。

歌の時間:「しあわせ運べるように」

最後は歌の時間です。

当初はメロディベルでのコード奏を予定していましたが、
合奏に時間をかけた分、
ピアノ伴奏+手に持っている楽器でリズム参加という形に変更しました。

1月17日という日であることにも触れながら、
重くなりすぎないよう、静かに気持ちを重ねる時間として
「しあわせ運べるように」を歌いました。

クールダウン:いつもの歌で安心して終わる

締めくくりは「上を向いて歩こう」。

教室で普段から親しんでいる曲ということもあり、
表情がやわらぎ、生き生きとした合奏と歌声が戻ってきました。
**“終わりが見える安心感”**を大切にして、セッションを終えています。


セッションを通して感じたこと

今回のセッションでは、

  • 年齢や特性が違っても
  • 同じことをしなくても
  • それぞれが「役割」をもって音に関われる

そんな時間が自然に生まれていました。

音楽療法は、上手に演奏することが目的ではありません。
音を通して場に参加し、人とつながり、自分の居場所を感じること。
その積み重ねが、日常の安心感につながっていくと感じています。
また、少しずつ「できた!」という経験をしてもらいます♪

これからも、一人ひとりのペースを大切にしながら、
音楽の時間を重ねていきたいと思います。


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