【音楽療法セッション記録】新しい1年の始まり、新しい試み|障がい者施設

0114アイキャッチ 季節のプログラム

某障がい者施設さまでは、2026年になって、
最初の音楽療法セッションを行いました。
冬らしい曲を中心に、事前にいただいていた
リクエスト曲も取り入れながら、約1時間のプログラムです。

導入では新年のご挨拶とあわせて、
「昔は1月15日が成人の日だったんですよね」というお話からスタート。
そこから連想して、最初の1曲は「若者たち」。
曲名当てのような形で歌い始めると、
自然と口ずさむ方も多く、良いウォームアップになりました。


冬の歌で、体と声をゆっくり起こす☃️

ウォームアップを兼ねて歌ったのは、冬の定番曲。

スキー」はまず1番のみを繰り返し歌い、
鈴を鳴らしながらリズムと発声を整えていきました。
続く「雪(雪やこんこ)」では、1番・2番を通して歌い、
鈴の音も重なって、会場に一体感が生まれていきました。


リクエスト曲で広がる表情

事前にリクエストをいただいていた「月の砂漠」では、
砂丘の写真をお見せしながら、
情景を思い浮かべていただきました。
歌に風景を重ねることで、
よりイメージが広がる時間になったように感じます。

その後のリクエストコーナーでは、

  • コーヒーショップで(あべ静江)
  • 赤ちょうちん(南こうせつ)
  • 赤いスイートピー(松田聖子)
  • 夢芝居(梅沢富美男)

と、さまざまな年代の曲が並びました。

特に「夢芝居」は、曲名をお伝えした瞬間から
「先生ありがとう」「よっ!」
という声が上がるほどの人気。
気持ちよく歌われる方が多く、
1番のみの予定でしたが、急きょ2回演奏しました🎶
次回も「夢芝居」やって欲しいとのお声!


矢沢永吉・擬似ライブコーナー🎸

後半は少し雰囲気を変えて、
矢沢永吉さんの曲を使った“擬似ライブ”コーナー。
こちらの施設さんに初めて伺った時から、
「矢沢永吉の曲やって!」と言われていましたが、
高齢者の方ばかりセッションをしていた私は
いったいどのように取り入れたらいいか数ヶ月考えました…

そこで考えたのが、
止まらないHa〜Ha」の音源に合わせてカラースカーフを配り、
「ノってくれ」のタイミングでスカーフを上げたり振ったり。
擬似ライブ体験!です😆意外と女性もノってくださいます💃
難しい方は振るだけでもOK、という形で参加していただきました。

そのいい流れのまま「アイ・ラブ・ユーOK」へ。
ロックバラードですが、スカーフを振りながら、
それぞれのペースで楽しまれていました。


色とりどりのエンディング🌈

クールダウンは「時代」。
「1年の始まりの月ですね。皆さんにとって、いい一年になりますように」
そんな言葉を添えて歌い始めました。

すると、こちらから提案していないにもかかわらず、
サビでスカーフを回しながら参加してくださる方が。
その動きがとても素敵だったので、
「同じように回しながら歌いませんか?」と声をかけ、
もう一度、「まわるまわるーよ♪」とサビを演奏。
色とりどりのスカーフが揺れ、
あたたかい雰囲気のエンディングとなりました。


おわりに

セッション前には「寝かせてほしい」と話されていた方が、
最後まで離席することなく、鈴を鳴らし、声を出し、
「先生ありがとう」と挨拶までして帰られる姿もありました。

また、発声が難しい方からは、
次回のリクエストを紙に書いて渡してくださる場面もありました。
前にも熱いお手紙をいただいていて、
音楽を愛している気持ちを、改めて感じました。

これからも、その日の体調や気分に合わせて、
無理のない形で音楽を楽しめる、日常に彩りが持てる時間を
大切にしていきたいと思います。


🟡「音楽療法えとわ」では、施設訪問セッションを行っています。

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